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なぜか嫌な気持ちになるシーン

格闘技が好きでテレビでもよく観るY様30代。ただ、男性同士の格闘技は楽しめても、女性格闘技は女性が殴られているシーンを見るのが嫌で見たい気持ちになれないそうです。

 

 

 

ご自身でも色々分析してみた所、道で小さい子供が遊び半分で叩き合ったりしている時、それが女の子同士の場合は、テレビのシーンと同じように嫌な気持ちがおこるとのこと。

 

 

 

「自分には全く影響のない状況ではあるけれど、何となく自分が殴られてしまうような気持になってしまう」とのことでした。Y様は一般的な成人男性の体格で、例え、小学生の女の子がY様を殴りにきても問題なく制止できます。

 

 

 

そこで、その原因となった過去に退行催眠で戻ります。

 

 

 

出てきたのは小学校3年生の時の放課後。女子2人とY様とで学校玄関の掃除をしています。Y様にそのシーンでのお気持ちを聞くと「嫌な感じ・・・」とのこと。そしてシーンを追っていくと女子の内の1人KがY様を追いかけています。Kは箒をもっていてY様を叩きます。女の子に手を出すのは絶対NOと教えられているのでY様はただただ叩かれるだけです。

 

 

 

人格交代でKの中に入ります。Y様がKのしたことが原因で大人になってから気になる症状があることを伝えると「ざまあみろ」という返答。なぜそう思うのかを問うと「Yは自分より勉強ができる。私がいくら頑張ってもだめ。勉強できるからって生意気。なぐってやる」との返答でした。

 

 

 

そこでY様に戻り、Kに言いたい事をいうよう促します。するとY様は「言いたいことはない。戦いたい」とのこと。ご自分で納得がいくまでKと戦ってもらいます。

 

 

 

少し経つと「倒した・・・ 思ったより弱かった」とのこと。でもまだ気持ちはすっきりしません。引き続き、自分がすっきりするまで言いたい事・やりたいことを続けます。

 

 

 

そして、また少しすると、今度は大きな深呼吸・・・ そして「すっきりした」「もういい」とのこと。

 

 

 

戦いは終わりました。その後、小学生だったY様に癒しを送り、そして現在のY様も癒します。ポジティブな暗示をいれ、お気持ちを聞くと「リラックスしている」とのこと・・・声のトーンも落ち着いています。

 

 

 

催眠から覚めた後のY様は「あんなに鮮明にでてくるとは思わなかった」と仰っていました。心のデトックスをされ、すっきりしたお顔で帰っていかれました。