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「何を言ってもどうせダメ」のお母さん

オープンハートの梅澤のりです。

 

現在の不調の原因となった

幼児期の出来事に戻り

当時、表現できなかった感情を出し

本当に言いたかったことを伝える。

これが幼児退行の目的です。

 

大抵の方は、最初は戸惑いながら

不安を感じながら、

一言づつ言葉を出します。

そして段々なれてくると、

ご自身の感情も出てきます。

 

ただ、時に本当に頑なに

「言わない」「やらない」「できない」

が続く方がいらっしゃいます。

 

理由を聞くと

お母様やお父様には

「何を言っても、どうせダメ」

「笑われる」

「怒られる」

「馬鹿にされる」

そんな言葉が返ってきます。

 

人によっては涙を流しながら

「我慢する」と

歯を食いしばっている様子。

 

小さい子供がこんな風に

頑張って、感情を押し込んでいたのかと

思うと、胸が痛みます。

 

このような方の場合は

励まして、勇気づけて、

安心感をもってもらい

2回、3回とセラピーを続けます。

 

ゆっくりと、でも、しっかりと

当時自分の言いたかったこと

やりたかったことを達成することで

現在の心の不調も改善していきます。