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「自分なんて」の声・弟さんの存在でした

オープンハートの梅澤のりです。

 

以前のエントリー↓

 

【事例】「自分なんて」の声・お姉さんの存在と関係がありました

 

こちらを読んで

セラピーにお越しくださったA様50代女性。

同じく「自分なんて」「どうせ私なんて」

感じることがあるそうです。

 

A様の弟さんは小さいころから中学生くらいまで、

原因不明のご病気をお持ちでした。

 

弟さんの健康のためにと

ご両親が苦労して手にいれた物などが家にあり

「弟用の特別なもの」なので

A様は触ってはいけないという

暗黙のルールがあったそうです。

 

当時のご様子を思い出しながら

「親は本当に大変だったと思う」と

ご両親を気遣うA様。

ただ、同時に、当時のA様ご自身の寂しさも

どんどん蘇ってくるご様子。涙が止まりません。

 

大人になると

頭と心のギャップが大きくなり

それが葛藤になります。

 

催眠は、A様のご希望により

インナーチャイルドセラピーで進めます。

 

でてきたチャイルドは下を向いたままで

目を合わせてくれません。

「とにかく抱きしめてあげたい」というA様。

好きなだけチャイルドを抱きしめ

一緒に時間を過ごします。

 

A様は過去に

結婚を前提にお付き合いされていたことが

何回かあったそうですが

「自分なんて、どうせ愛されない」という

お気持ちがどこかに有り

前に進めなかったそうです。

 

お帰りの際は「すっきりしました」と

笑顔でお帰りになりました。

 

A様、ありがとうございました!